熊野古道紀伊路

熊野古道紀伊路D 「南海電車本線泉佐野駅〜JR阪和線山中渓駅」  <2008.10.13

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民家の間を
左に曲がると大きな楠木が見えます。

ここに岡中鎮守社があります。

大阪府の天然記念物指定 樹齢500年以上 巨大な楠木が
茂っています。

ここを中心とした地が
「長岡王子」であるようです。


◆大阪府歴史街道ウォーキングマップ

◆南海本線泉佐野駅〜樫井古戦場跡までの地図


◆旧跡蟻通神社跡

昭和16年 太平洋戦争勃発で 飛行場建設の為この地
より遷宮したようです。
かつては、西方一体にかけて広大な鎮守の森があった
とのことです。


熊野街道に戻り南に進んで行くと、樫井古戦場跡が
あります。


資料を確認していたらたまたま家の方が出て
こられて、庭にある「樫井王子」(籾井王子)に
案内していただきました。

庭の奥の見えにくい所に祀ってあります


JR阪和線の踏切を渡り坂道を登った所に林昌寺が
あります。





信達一ノ瀬王子跡
日根神社御旅所
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JR阪和線久米田駅〜南海電車本線泉佐野駅


◆一岡神社

「海営宮」「祇園さん」として古くから世人に親しまれており、
建速須佐之男尊(たてはやすさのおのみこと)、稲田姫尊、
八王子命を主祭神に奉祀している。境内にある海会寺跡は、
約1300年前の寺院跡。伽藍配置の法隆寺様式をもち、国の
史跡にも指定されています。


樫井王子のすぐ南に「奥家住宅」があります。
長い白壁の立派な屋敷です。


四十五代聖武天皇の勅願により行基により開かれた
名刹である。
もともとの山号は、温泉山であったが、73代堀川天皇が
行幸した際、山躑躅が見事であったので山号を躑躅に
したという。


左に曲り長慶寺に立ち寄りました。

◆長慶寺

長慶寺は、現寺地の北方にあった古代寺院・海会寺
(かいえじ)の一院として開創されたという。






熊野街道に戻り南に進んで行きます。

長慶寺 Wikipedia


琵琶懸(びわがけ)から先に進むと住宅地に出ます。

この先の右側の公園に、地蔵堂王子の案内板が
立っています。

県道の所に道標があります。ここを左に進みます。


まっすぐ進んで行くと、
日根神社御旅所があります。

道なりに左に曲がると交差点に出ます。
熊野街道は右方向ですが、ガソリン
スタンドの所をまっすぐ進みます。

500m位進むと左側に蟻通神社があり
ます。

2008年10月13日(月) 9:10

今回は南海電車本線泉佐野駅駅からスタートいたしました。

泉佐野駅前を左に進み信号を右に曲がって進んで行きます。

佐野高校前の交差点を右に曲がり熊野街道を進みます。

しばらく進むと左側に古い道標があります。

JR阪和線山中渓駅〜JR和歌山線布施屋駅


明治大橋を渡り進んで行くと、泉南市埋蔵文化センターの
前に海会寺跡があります。

その奥に一岡神社があります。
ここに厩戸王子が合祀されているようです。


元の道に戻り南に進みます。

センターラインのある道を左に
進んで行きます。


紀州街道の出口右側に道祖神があります。


県道を渡るとJR阪和線の山中渓駅です。
今回はここまでといたしました。

次回からはいよいよ和歌山県へと進みます。

JR阪和線 山中渓駅(無人駅)
2008年10月13日(月) 14:45 JR阪和線山中渓駅到着 


関空自動車道の下をくぐり進んで
行きます。

ガソリンスタンドの2つ手前の道を
左に曲がり蟻通神社跡へと進みます。

日枝神社
奥家住宅


バス停の前を右に曲がり日枝神社に立ち寄りました。


少し南に進むと、右側に「淡輪
六郎兵衛重政」の墓があります。

大坂方の武将で塙団右衛門と
共に討ち死にしたようです。



紀州街道に戻り進んで行くと、
右側に江戸時代の旧庄屋
屋敷があります。



左側に山中神社があります。

馬目王子が祀られています。


右側のいずみモータース裏
(ダイハツの看板)の民家の
庭に樫井王子(籾井王子)が
あります。


樫ノ池から見たリンクウゲート
タワービルです。


ガソリンスタンドの所まで戻り、
左に曲がり熊野街道を南に進みます。

左側長南中学校手前に八丁畷地蔵が
あります。


阪和道の下をくぐりしばらく進むと、左側に馬目王子跡が
あります。



しばらく進むと、熊野街道案内板の前に明王山往生院
があります。

明王山往生院

680年天武天皇の勅願により、行基の師道昭に
より建立された。
中世以前は七堂伽藍を有する
大寺院であったが、信長の根来寺
攻めの兵火によって堂塔すべてを
焼失したようです。

琵琶崕(びわがけ)
厩戸王子から案内板の所に戻り
南に進んで行くと、信達市場の旧
宿場町に着きます。

右側に本陣跡があります。

左側に長慶寺への案内板
があります。
厩戸王子


左側駐車場の前に古い道標があります。
すぐ 大阪  右 水間寺 ?となっています。

この辺りは旧家がたくさんあります。

ここから奥に進みます


しばらく進むと琵琶懸(びわがけ)に着きます。
ここが熊野古道随一の難所であったようです。

道幅は30cmくらいか。また谷底までは30mくらい
ありそうです。


林の中を琵琶懸(びわがけ)へと進んで行きます。

街道らしい面影が残った道です。
平安の小径(こみち)となっています。


一岡神社から南に進むと交差点に出ます。
ここを右に曲がって進んで行きます。

しばらく進むと右側に熊野への道の案内板があります。
ここを右にゴルフ練習場へと進んで行くと「厩戸王子」が
あります。



鳥居の前の道を進むと、
びわがけ、地蔵堂王子への
道票があります。

水道の施設の横から奥に進みます。
入口は草木が茂っていますが、奥は
きれいに整備されています。

軒先に機関車トーマスがずらり・・

山中宿本陣跡


←ふどうみち すぐ和歌山道
右さのみち となっています。


秋祭りのため神社前には
立派なだんじりがありました。

波多神社遥拝鳥居


鳥居の裏側に、南無阿弥陀仏と
刻まれた石碑が祀られています。



◆蟻通神社

長滝にある「紀貫之家集」や「枕草子」にも名前が見られる
古社で、もともとは熊野街道沿いに鎮座していましたが、
第二次世界大戦中に陸軍飛行場建設のため、現在の
場所に移転しました。
蟻通神社の名前の由来となった
「蟻通伝説」や、紀貫之ゆかりの
地で知られています。


民家の間を抜けた所に道標が
あります。

ここを左に進んで行きます。


った突き当たりに道標が
あります。

四国八十八ケ所」
このT字路を左に曲りすぐ
右の民家の間を進んで
行きます


左側が馬目王子社で右上が八王子社です


◆樫井古戦場跡〜JR阪和線山中渓駅までの地図

◆大阪府歴史街道ウォーキングマップ


本来の熊野街道は、明治大橋を
渡らずに川沿いを下ったようです。

前方のゴルフ練習場の横に
厩戸王子があります。
当時は川を渡ったのでしょうか?。


岡中鎮守社


西出橋を渡り坂道を登っていきます。

JR阪和線和泉鳥取駅横に波多神社遥拝鳥居が
あります。


大阪府の地図では、この辺りが
「長岡王子」ではとなっています。



紀州街道に戻り進んで行くと、左側に
山中宿本陣跡があります。
その先の右側に機関車トーマスを
飾っている旧家があります。

林昌寺 Wikipedia


紀州街道の道標が「あります。

しばらく石畳の道が続きます。



樫ノ池からすぐ南の左側に団右衛門
の墓があります。


左角に古い道標があります。

左 躑躅林昌寺・・

ここから林昌寺へと進みます。

大鳥居の交差点を渡り
坂道を登ると、
道標の
向いのブロック塀の中に、
「信達一ノ瀬王子跡」が
あります。


再度阪和道の下をくぐり山中歴史街道へと進みます。

途中左側に田中武八君碑があります。
地元の名士のようです。

この先県道を横切り左側の紀州街道へと進みます。

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